初めての「経口負荷試験」 卵白アレルギー(03)

今回も、うちの子の「初めての経口負荷試験」についてお話します。

前回の「初めての経口負荷試験 卵白アレルギー(02)」の続きです。

試験がスタートして、卵黄つなぎ入りの「ホットケーキ」を食べ終えるところまで、前回お話ししました。

14:15ごろ & 14:45ごろ
先生による体調チェック。
本人は、まだ寝ています。
「異常なし」。

15:00ごろ
目が覚めました。
ちょっと寝て、スッキリした様子。
機嫌よいです。

15:30ごろ & 16:00ごろ
先生による体調チェック。
「異常なし」。

「大丈夫そうですね。夜にまた来ますね。」
「病棟にいますから、何かあったら呼んでください」と、先生。

「おやつ食べてもいいよ」の許可もでました。

食べ慣れているものなら「食べ物の持ち込みOK」でした。病室には冷蔵庫アリ、だけど、カード式でプリペイドカードを買う必要アリ。
自分(付き添いの保護者)の食事や飲み物は、事前にコンビニで買ったり、家で用意したりして持ち込みました。
病院によって違うと思うので、事前に確認してみてくださいね。
子どもが寝た後の時間のために、イヤホンを持っていくのもオススメ。

持ってきていたミカンを見せると「食べたい!」とのこと。

ミカン3粒を食べたところで…
吐いてしまいました。

いつもより少し元気がない気もしてたけど…、
急なことで、私もビックリ。

ナースコール。
先生を呼んでもらいました。

吐いちゃったのは、食物アレルギーが原因?
それとも、朝の車酔いの体調不良のせい??
先生は判断が難しいと言っていました。

17:30~18:50ごろまで、本日2回目のお昼寝。
疲れたんだと思います。

寝ている間に1度、先生が様子を見に来てくれました。
「大丈夫そうですね」と言って、ずっと足の親指につけていた酸素飽和度を測る機械を外しました。

19:00ごろ 夕食。
アレルギーフリーの幼児食。

負荷試験での病院幼児食。夕食。

「ぶどうゼリー」を見るなり、すぐ手が! 
ゼリーと桃(たぶん缶詰の)だけ食べて、それ以外はぜんぜん進まない…。
せっかく用意してくれたのに、ごめんなさい。

持ってきた食パンを見せると「食べる!」と喜んで食べました。
今日は頑張ったし、「好きなものだけ食べる」でもOKということで!
いつもと同じくらいの量を、機嫌よく食べられました。

夕食後、また吐いてしまうこともなく、元気。
様子を見に来てくれた先生に、いつもと同じ量を食べられたことを伝えました。

21:00ごろ 消灯時間です。
夕方に寝ちゃったから、眠くないみたい。
ベッドの明かりをつけて、家から持って来た絵本を読みました。
点滴の針は、念のため、まだ手に刺したまま。不自由そうですが、この頃には病院の雰囲気にも慣れてきました。ゴロゴロ寝転がり、リラックスしているようでした。

幼児の経口負荷試験。卵アレルギー。消灯時間写真。

22:20ごろ 就寝。
夕方にお昼寝したので、遅い時間に。
いつもと環境も違うし、まぁ仕方ないです。

付き添いの保護者は、病室のベッドのお隣に設置できるサイズの簡易ベッドのレンタル。
お布団とセット。
1泊2日で500円でした。

  

翌朝 6:45 起床
機嫌よく起きられました。

8:00ごろ 朝食

負荷試験病院幼児食。朝食の写真。

またほとんど食べずでした…。
サイコロ状のサツマイモの煮物を少し食べたくらい。
持ち込んだ「食パン」をまた食べました。
残してしまって、本当に申し訳ないです。

8:30ごろ
先生による体調のチェック。
「体調、大丈夫ですね。今日退院になります。検査着を着替えて、退院の準備をしてもらってOKです。」とのこと。
ここでやっと、昨日から刺したままだった点滴の針を取りました。
がんばったね。

9:00ごろ
「試験の結果」と「今後の家での食事」について、書類を渡され、説明を受けました。

昨日吐いてしまったとき、負荷試験が始まってから3時間も経っていたので、その原因が、朝の車酔いの体調不良なのか、食物アレルギーなのか、やっぱり判断が難しいそうです。
しかも、腹痛、下痢、発疹など他の症状は全く無かった…。
(うちの子の場合、アレルギーで発疹の症状がよく現れます。)

結果は「グレー」ということに。

今後、家庭では、
「今回準備した『卵黄つなぎ1個で作ったホットケーキ』の1/2の量まで食べてOK」
ということになりました。

先生のお話が終わったら、荷物を持って部屋をでて、「入院会計」の窓口へ行って手続き。

退院。

家に帰ってきたのは、10:50くらいでした。

いろいろ大変でしたが、「経口負荷試験」をやってよかったです。

「『卵黄つなぎ』でホットケーキを作って、1/2の量まで食べてOK」

これは、私たちにとって、大きな前進でした! 

これから、まだ「食物アレルギー」との付き合いは続きます。
でも「成長とともに、だんだん食べられるようになる」と信じて、前向きに!

今回まで3回にわたり、「卵黄つなぎ」での「卵白アレルギーの経口負荷試験」について、お話ししました。
病院によって内容は違うかもしれませんが、少しでもご参考になれば嬉しいです。

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