シンガポール スクール選び【後編】

前回「シンガポール スクール選び」では

見学の予定を入れた4校のうち、A校・B校の2校の見学したところまで、お話しましたにっこり顔

今回は、その続きで、

・ さらに2校を見学
・ 最終的にどうやって決めたのか
・ 実際、通ってみての感想

という感じで、お話できればと思います

・・・

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さらにインターナショナルスクール2校を見学!

 C校 
校舎が比較的新しかったA校の後に見学に行ったから、校舎・校内の設備など全体的に古めだな、という印象。汚いということでは全くなく、掃除されているし、単に少し古めだな、という感じ。
自然が多い中に学校があって、緑が豊かな環境は子どもにとって良さそうだな~、なんて、田舎育ちの私は思いました。
見学に行った時間が、ちょうど午後のおやつの時間で、うちの子と同じ学年になる子どもたちが、クラスメイトとドーナツを食べてました。うちの子は食いしん坊なので「学校でドーナツ食べてる!」の印象が強く残ったみたいです(笑) そして、子どもにとって1番印象が良かったのは、この学校。理由は、やっぱり「ドーナツ」
日本語プログラムは無いけど、この学校の近辺で家を探すとなると、補習校はそんなに遠くないので通える範囲。
英語のサポートも無い。というのも英語での学習の経験のない子が入学してくる事例があまりない、と言っていました。うーん、うちの子には、かなり厳しいかな。。。
あえて、子どもを英語だけの環境に入れてしまう、という方法もあるのかもしれないけれど、うちの子の性格を考えると、それはダメな気がする。。。英語力の問題で、ここの学校は「無し」だな~。
あとで考えると、英語サポートも無いし、日本語プログラムもないし、この学校の見学の予定をどうして入れたんだろう。。。日本語プログラムは高校生ならあるみたいで、小学校にもあると勘違いしたのかも?! それとも「立地」と「予算」で見学することにしたのかな、、、うーん、謎(苦笑)。

 D校 
想像していたよりも、大きい学校! という印象でした。
日本語プログラムは無いけれど、近くで家を探すとなると、補習校まで近いはず!
4校のうち、唯一、見学についてのメール連絡も、当日の見学・説明も、日本人スタッフの対応。これまでのA校~C校で、英語での説明を必死になって聞いたので(笑)、日本語での説明にホッと心休まる感じがしたのでした~。
英語サポートはあるけれど、「お子さんたちの適応って早いので、まだ低学年だから、サポート不要で大丈夫だと思いますよにっこり顔」とのこと。私たちが見学に行ったときに、ちょうど英語の補習クラスを受けているお子さんがいて、その時は先生と1対1で学習していました。たまたま1対1だったみたいです。たしか、クラスが中国語の授業の時間に、その子は英語の補習を受けている、との説明だったと思います。
ちなみに、この日本人スタッフの方は見学の担当というだけで、学校生活での日本語での対応まではしてくれないとのことでした。
「先生も親御さん(英語が得意でない親)の対応に慣れていますから、大丈夫ですよ~」と言ってましたにっこり顔 たしかに、インター校だと英語が母語じゃないお母さんが沢山いらっしゃるはず。Google翻訳でなんとかなるかな~?!

・・・

4校の見学を終えて、思ったこと・・・

「実際に行って、見て、話を聞いたからこそ分かったことが、たくさんある」

Webサイトの情報を見ながら、条件に合うと思った4校に絞って見学してみたわけですが、見学する前と後では、4校それぞれに持っていた印象が、だいぶ変わりました!

自分たちの場合は、タイミング良く、お休みを使って実際に見学しに行けましたが、なかなか難しいことだと思います。

オンラインのキャンパスツアー(ウェビナー)があれば、参加されてみるといいと思います!

日本人学校の見学は不可

シンガポールでは、日本人学校の小学校は2校、中学部は1校。

日本人学校の見学は、残念ながら断られました。。。
「日本の公立小学校の雰囲気と、ほぼ同じとお考えください」とのことでした。
(コロナが完全に終息していないので仕方ないのですが「日本らしい対応」)

長くお住まいの方から「コロナ前は、たしか見学できたよ?」と聞いたことがあるので、状況によっては見学の受け入れを再開しているかもしれません。問い合わせてみてくださいねにっこり顔

・東側(イースト)のチャンギ校のサイト
https://www.sjs.edu.sg/changi/
・西側(ウェスト)のクレメンティ校のサイト
https://www.sjs.edu.sg/clementi/
・中学部のサイト
https://www.sjs.edu.sg/secondary/

見学後に残った選択肢

選択肢として残ったのは・・・

 A校  D校  日本人学校 

この3つ。

ほんとに、
ほんとに、
悩みました。。。

そんな中、シンガポール旅行中に、夫の元上司(日本人男性)で、シンガポールに長くお住まいの方とお会いする機会があり、その方がお話してくださった子育てのお話は、私たちの心を少し軽くしてくれました♪

その方のお話では・・・

『スクール選びの正解・不正解はない!』
『合わないな、と思ったら転校もアリ!』

そうお話されるのも・・・

最初は、日本人学校>>
>> シンガポールに長く住むことになりそうなので、インター校へ転校
>> 転校したいと言い出したのと、受験の対策も兼ねて、別のインター校へ転校

・・・と、転校を2回経験されたんだとか

お子さんはバイリンガルで、海外の大学へご進学されたとのこと、ご立派です~
(ちなみに、奥様も日本人です)

最終決断

旅行から帰って、見学して感じたことや、夫の元上司のお話を思い出したりしているうちに、考えが少し変わりましたにっこり顔

この話の前編で触れましたが、最初の私の考えは
「日本人学校で、日本語での教育をうけたほうが良い」

そこから、
「日本語プログラムがあるインター校、または、インター校+補習校も、いいかも」
「『合わなかったら、転校もアリ!』だよね~(いろいろまた大変だろうけど)」
・・・という考えに

(夫は、最初から「インター校」の考えでした)

旅行(見学)から、2か月くらい経って、夫のシンガポール赴任が決定。

 A校  か  D校  か。。。

夫も私も、しばらく悩みました。

決断のきっかけは、住まいとなるコンドミニアムの立地。

スクール選びと同時進行で家探しもしていたんですけど、A校の近くで、ちょうど自分たちの条件に合う物件が見つかったんです

家も、学校も、
その時の【縁】ってある気がするし

 A校 に決定!

実際に通わせてみて

まだ低学年だから、『授業』といっても、遊びの延長みたいな感じみたいだし、英語力が低いことで困ることはほぼないようでした。

「先生のお話が分からなくて、困ることはない?だいじょうぶ?」の質問に、
「ぜんぜん大丈夫~」と余裕の顔

英語が完璧に分からなくても、先生のジェスチャーやイラスト、あとは周りの様子で何となく分かるんだそう~

「日本の小学校へ行きたい」とか言い出さないか心配してたけど、幸いにも、そんなことはなくて良かった~

たまたま、日本人のお子さんが同じクラスにいた(もしかしたら、学校側が配慮してくれた?!)、そして、日本語プログラムで母語を話せる時間があることは、学校生活の中での「息抜きの時間」みたいになってるんじゃないかな、と思いました

あと、学校に近くに住んで、スクールバスを使わずに送り迎えしてるのも、子どもが早く学校に馴染むのには良かったかも

送り迎えしていると、同じように送迎で学校に来る同じ学年の保護者と会う機会があるから、「途中まで一緒に帰ろう」とか「一緒に図書館へ寄ってから帰らない?」っていう話になったりして、仲良くなるきっかけをつくれました♪

つたない英語でコミュニケーションとるのに、私は脳みそフル回転!(笑)
Googleがある時代でよかった

親としては毎日の送り迎えは面倒ですけどね~
朝、送って行って、
家事して、昼ごはん食べて、洗濯物を畳んで、
・・・なんてしてたら、
「もう、迎えに行く時間じゃん!」

でも、その甲斐あって、
今では、日本人以外のお友達も増えて、
学校生活を楽しんでいる様子にっこり顔

自分は子どもの頃に海外へ行く機会なんて全く無くて、こういう経験ができている子どもがメチャクチャ羨ましい~!

けれど、、、もし、、、
自分が子どもの頃に、同じ環境におかれていたら

・・・どうだっただろう・・・
こんなふうに適応・順応できたか分かりません…

はじめての海外での生活で、
日本とは文化も言葉も違う中で、
毎日がんばっている子どもに、感謝してます

今回は、前回に引き続き、シンガポールでの学校選びのお話でした~
少しでもご参考になれば嬉しいですにっこり顔

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