初めての「経口負荷試験」 卵白アレルギー(02)

今回も、うちの子の「初めての経口負荷試験」についてお話します。
前回の「初めての経口負荷試験 卵白アレルギー(01)」の続きです。

「卵黄つなぎ」を使った「ホットケーキ」の準備、病院までの移動でのトラブル、病院に到着して事前の診察、おやつタイムまで、前回お話しました。

おやつタイムが終わったら、「入院病棟」へ移動です。

お部屋に案内され、病院の検査着にお着替え。

RSウィルスの検査。
ウィルスを病棟へ持ち込まないために、陰性と確認してから負荷試験を始めるそうです。
この検査は、「お尻から綿棒こちょこちょ」で検体を取るんですが、とても嫌がりました。
泣かなかったのが、えらい!

次に、点滴用の針を、左手の甲のところに。
負荷試験中に重度のアレルギー反応が出てしてしまった場合に備えて、です。
これには、さすがにギャン泣き。

まだ2歳なので、間違って針を抜いてしまったりすることがないように、針を刺した方の腕は、キルティングで作られたカバーを巻かれました。

負荷試験で点滴カバーをつけた写真。

針を刺すときは大泣きでしたが、刺して固定してしまえば痛みはないようで、いつもと違う自分の腕に「ロボットみたい」と言って、ちょっと誇らしげ?にしていました。

時間は、この時点で11:30くらい。

看護師さんが血圧測定、
先生による聴診器での心音、呼吸器系のチェック、肌の状態のチェック。

足の親指のところに、血中酸素飽和度を測るための機械を付けました。

いよいよ、
経口負荷試験スタート!

13:00ごろ
1回目として用意されたのは、ホットケーキ3枚用意したうちの1/2枚。(全体の1/6)
ぱくぱく良い調子で完食。
10時ごろ少しおやつを食べたけど、時間は13時近くになっていて、お腹は空いていたと思います。
ただ、主治医の先生だけでなく、小児アレルギー科の他の先生、そして研修医も数名が見学に来ていて、多くの先生方が見ている前。…ちょっと緊張している様子でした。
(「気にしないで」とはいっても、みんなが見ている前で食べるって、緊張しちゃいますよね。大学病院だから、仕方ないんですが…。)

13:15ごろ
血圧測定、聴診器などで体調チェック。
発疹など、皮膚に変わりはないかチェック。
「異常なし」

 2回目へ。

13:30ごろ
2回目に用意されたのは、1枚。(全体の1/3)
こちらも、また良い調子で完食。
先生は「いい食べっぷりだね!」と驚くほどでした。

13:45ごろ
1回目の後と同じように体調チェック。
「異常なし」。

14:00ごろ
3回目は、残りの1枚&1/2枚。(全体の1/2)
子どもは、もうお疲れの様子。
パンケーキでお腹も満たされ、いつもこの時間は「お昼寝の時間」です。
1/4枚を食べたところで眠くなってしまい…
おやすみなさい~。

「寝ちゃった…。まだ終わってないよ~」と焦る私。

先生は「小さいお子さんは、途中で疲れて寝ちゃうこと、よくあるので気にしないでくださ~い」と、こんなハプニングにも慣れた様子。

「食べられた分量で、結果を判定すればいいので、大丈夫ですよ」とのことでした。

というわけで、「食べてみる」というのは、ここで終了です。

今のところ、朝にタクシーで吐いてしまったこと以外は順調でしたが…、
このあと、またハプニングが…。

つづきの話は、次回「初めての経口負荷試験・卵白アレルギー(03)」に。

今回は、前回のつづきで、うちの子の「初めての経口負荷試験」のときの、入院病棟に移動してから「ホットケーキ」を食べ終えるところまでお話ししました。
少しでもご参考になれば嬉しいです。

前回はこちら
このあとに起こったハプニング&退院までの話は、次回こちらからご覧くださいね。
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