こんにちは。
お久しぶりの投稿になりました。
うちの娘は、
「食物アレルギー」
+ 「ぜんそく」
+ 「アトピー」。
このサイトに投稿していなかった間、子どもの食事の幅が広がるなど、いろいろな変化がありました。
少しずつですが、前進できています。
今回は、5歳の時の状況をお話します。
ご家族にアレルギーのお子さんがいらっしゃる方のご参考になれば幸いです。
「アトピー」、「食物アレルギー」、「ぜんそく」、の順でお話しますね。
【アトピー】
1~2歳児の時は、引っかき傷ができるほど掻きむしったり、夜中に痒くて痒くて、何度か起きてしまうほど。かゆみ止めの薬を寝る前に飲んでも、起きてしまうほどの痒み。
不思議と「顔」には症状はほとんどなく、足首・手首、ひざの裏、ひじの内側、首に、いつも肌荒れや痒み、引っかき傷がありました。
冬の乾燥する時季になると、耳たぶのところが切れて出血することも。
5歳の時の肌は、だいぶ良くなりました。冬でも耳たぶがあまり切れなくなりました。
ずっと変わらないのは、寝る前に痒くなること。眠くなると体温が少し上がるからか、身体が痒くなることが多いです。
でも、掻きむしって出血することは、かなり少なくなりました。
夜中に、「かゆい~」と言って手や足をポリポリしていることがありますが、毎日ではないし、「かゆい~」とは言っても目をつぶったままで、起きてしまう程ではなくなりました。
「痒くて起きちゃった?」と翌朝に聞いても、本人は全く覚えていません。。。私だけ起こされている。
毎日、お肌の保湿は欠かせません!
主治医から「ワセリン」と「ヒルドイド」を処方してもらっています。
「ヒルドイド」は季節によって「ローション」と「ソフト軟膏」のタイプを使い分け。
秋と冬は、保湿剤のを使う量が、半端ないっ!
とにかく「アトピー肌に、保湿は大事!!」です。
肌荒れしそうなときは、ステロイド「リンデロン」または「ロコイド」を使います。
完治はしていませんが、うまくコントロールできていると思います。
お医者様にも「いい状態だね!」と言われています。
【食物アレルギー】
(1)卵白
血液検査 クラス5
いままで、大学病院で負荷試験を4回やりました。
家庭では、「固ゆで卵」で、1.2g(小さじ1/2弱くらいの大きさ)まで食べてOK。
「卵黄」は、検査で「クラス3」だったり「クラス4」だったりするのですが、きちんと火が通っていれば、黄身だけ、卵1個分を食べても大丈夫。
4回目の負荷試験の後、既製品のお菓子の食べられる幅が広がりました。
グリコの「プッチンプリン」、1つ食べてOK!
(グリコ限定。他社のは、原材料が違うのでダメ)
そして、、、
種類を選びますが、
ミスドのドーナツも食べられる!!
これは、娘にとっても、私にとっても、大きな前進でした!!
ミスドの「ハニーディップ」を一緒に食べたときの、ホクホクの笑顔。
本当に感動しました~。
(2)鮭
血液検査 クラス3
家庭のフライパンなどで調理したものはアレルギー反応が出てしまってダメですが、既製の加工品の「鮭フレーク」(ビンに入ったの)、「鮭ふりかけ」、「魚肉ソーセージ」は食べられます。ふしぎ~。
プリックテスト(肌へのパッチテストみたいなもの)でも検査。
やっぱり、家庭調理のサーモンは反応が出る。
だけど、びん詰めの鮭フレークは反応が出ないのです。。。
医師の推測では、調理された火力(熱量)によって、アレルゲンとなるタンパク質が変化して、食べられたり、食べられなかったりするのかなぁーと。
(3)くるみ
血液検査 クラス5
「しばらく食べさせないで」と主治医から言われています。耳かき1杯より少ない、微量を食べさせた時、「アナフィラキシー」レベルの強い反応が出てしまいました。その後、完全除去。でも、コンタミ(※)は大丈夫なようです。
※コンタミ(コンタミネーション): 原材料としては使っていなくても、同じ器具をつかったり、同じ製造ラインで作ったりすることで、微量、食品に混入してしまうこと。
ちなみに「カシューナッツ」は、まだ食べさせたことがありません。血液検査で「クラス3」だったので、主治医が「カシューナッツも、しばらく間、やめておいたほうがいいんじゃないかな~」と言っていました。
でも、「ピーナッツ(落花生)」は大丈夫なんです。血液検査で「クラス3」の数値が出たこともあるんですけどね~・・・。ごく少量から食べさせ始めて様子を見てきましたが、反応が出たことがなく、食べられます。主治医から「食べられるものは、食べさせてOK」と言われているので、ピーナッツは食べさせています。
「アーモンド」も、反応が出たことがありません。少しずつ量を多くして様子を見ながら進めています。
最近、原材料をみていると、パン、焼き菓子、カレーなどに「ナッツ類」が入っている商品がとても多くなったと感じています。
何でも「原材料」はチェックするようにしています。
例えば、ヨーグルトに卵って含まれていないと普通は思うでしょう?
あるメーカーの「ヨーグルト」の原材料に「卵」が含まれていて! 驚いたことがあります。
面倒でも、買う前に、原材料の確認は必須です!
(4)「鮭」以外の魚
・サバ
血液検査 クラス3
「大さじ2くらい」の量で、唇がプクっと腫れるアレルギー反応がでることがあります。蕁麻疹は出ないので、お薬を飲むほどの反応ではないのですが、しばらくは「大さじ2」までの量を限度として様子を見ています。
・マグロ
血液検査 クラス 3
同じ「クラス3」の「サバ」で反応が出てしまうことがあっても、マグロで反応が出たことはないんです。最近、お刺身などの「生」にも少しずつチャレンジしています!
・サンマ、ホッケ
血液検査で、「さんま」と「ほっけ」は項目に無いので(←たぶん。)、少量から食べ進めています。「小さじ1くらい」の量で、唇がプクっと腫れたり、「口の中が痒い」と言って、アレルギー反応が出ることがあります。出ない時もあるので、今は「小さじ1」くらいを限度に様子を見ながらチャレンジしています。全身に発疹が出ることはありません。
・ほたて、あさり、いか
血液検査 クラス0
反応が出たことがありません。今度、「生」にも少しずつチャレンジする予定です。
・エビ
血液検査 1歳半:クラス0→4歳:クラス2
1歳半のときの検査で「クラス0」だったのに、4歳のとき「クラス2」の数値が出てしまいました。でも、反応が出ることなく食べられているので、いずれ「生」にも挑戦する予定です。
(5)その他
・小麦
血液検査で「クラス1」の判定の時がありましたが、反応が出たことはないので、食べさせています。パン類、めん類、大好き! 大人と同じ量ほど食べます!
・牛乳(ミルク)
血液検査で「クラス2」でした。でも、牛乳でも反応が出たことがありません。牛乳・ヨーグルトなどの乳製品も大好き。
・大豆
血液検査で「クラス3」の数値が出たことがありますが、大豆も反応が出たことがありません。
アレルギーって、謎が多いですね~。
(主治医の指導のもと、食べる量や種類を決めています。ご自身の判断で食べさせるのは危険ですから、おやめください。)
【ぜんそく】
3歳後半くらいのときに、けっこう咳をしている時期がありました。
「咳するとき、ヒューヒューしてない?」と夫が気付き、(夫は喘息の経験があり。私は気が付きませんでした)、先生に診てもらうと「軽い喘息」との診断。「シングレア」というお薬を処方してもらいました。
その後3か月ほど「シングレア」を続けた結果、「ヒューヒュー」の症状は無くなりました。
でも、
・ 走った後に咳込む
・ 起床時、就寝時に咳込むことが多い
という症状が残っていました。
うちの子の場合「食物アレルギー」。万が一、強いアレルギー反応が出てしまったときに、呼吸器が重症化して呼吸困難になるといけない、という心配があるので、4歳になる少し前から「吸入薬も足しましょう」ということに。
毎晩、吸入薬「オルベスコ」を吸入し、そのあと「シングレア」を飲むのが日課に。
1年くらい続けて、咳込むことはなくなったし、ヒューヒューすることも全く無くなったので、主治医から「もう少ししたら、吸入薬の量を減らしてもいいかも」と言われています。
今回は、5歳の時のアレルギーの状況をお話しました。
毎日のケアも手間だし、通院もあるし、アレルギーって大変ですよね。。。
お子さんによって、症状・状況はさまざまだと思いますが、少しでもご参考になればと書き留めました。
大学病院での負荷試験についても、どんな風にやるのか、その時の様子など、後日シェアできたらと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。