【食物アレルギー】パッチテスト(ナッツ)

アレルギー体質のお子さんに。

初めての食材を食べさせる前に

おすすめしたい!!

今回は・・・

皮膚テスト

・・・のお話です。

子どもは、食物アレルギー。

卵、魚、ナッツ類に気をつけないといけません。

特に、クルミには注意が必要で、
アナフィラキシー寸前になった経験が…
(というか『アナフィラキシー』だったのかも)

病院連れて行ったら、医師に
「また同じことがあったら、次は救急車呼んで」
って言われるほど、強い反応が出たことがあり、
クルミは、完全除去するように言われています。

「ナッツ」のなかでも、
落花生(ピーナッツ)は食べられるし、
アーモンドも、大丈夫なんです。

アレルギーって、とっても複雑!

アーモンドが食べられるから~、と
安易にクルミを試してみた自分に、
深く、深く反省しています。。。

初めてだったので、
2ミリ四方くらい、
ごく小さい欠片だったけど、
強い反応が出てしまって、
可哀そうなことをしてしまいました。

血液検査か、皮膚テストをして、
その結果を見てから慎重に試すべきでした。

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皮膚テスト とは

血液検査も、食べ物・物質(花粉/ダニなど)のアレルギーがあるのか、どれだけリスクがあるか分かります。

でも、先生のお話によれば、

血液検査で数値が高い
=イコール=
アレルギー確定

じゃないそうです!

血液検査でクラス1~2程度で、
もしかしたら、食べられるかもしれない、
でも、怖い。
家で食べさせるのは、不安。
かといって、
経口負荷試験は負担が大きい。

そんなときのために
皮膚テスト があって、
パッチテスト と、
プリックテスト があります。

パッチテスト 

絆創膏みたいので48時間、皮膚に貼っておくタイプです。

パッチテストは、アレルゲンを患者さんの健常な皮膚(背部もしくは上腕外側)に48時間貼布し、得られた反応を一定の基準のもとに判定します。小児から高齢の方まで、皮膚に接触する製品や成分、つまり、金属、外用薬、日用品(シャンプーやヘアカラー剤、香料など)、化粧品、職業性に触れる樹脂やゴム手袋など多岐にわたる物質を検査することができます。

一般社団法人 日本アレルギー学会のウェブサイト
「アレルギー検査方法の実際」
より引用

プリックテスト とは

こちらは、
「アレルゲンを付けた先の細い棒を、押しあてる」
・・・って感じかな。

プリックテストは、即時型アレルギーに対する検査として、その安全性や有用性、簡便さから本邦や欧米で推奨されている検査法です。方法はプリック針でアレルゲンを少量皮膚に入れ、15分後に出現した膨疹径を測定します。本検査法はすべての年齢の患者さんに行えますので乳幼児に行うことも可能です。

一般社団法人 日本アレルギー学会のウェブサイト
「アレルギー検査方法の実際」
より引用

説明に”針”とありますが、
注射針じゃないです!
専用の、先の細い棒みたいな感じです。

プリック テストを受けました

先日、子どもがプリック テストを受けました。
(「スクラッチ テスト」とも言うみたい)

検査するのは、マカデミアナッツ。

実は、マカダミアナッツって、血液検査の項目に無いんです。
(この投稿をしている現在は検査項目に無いけど、いずれ血液検査でも分かるようになるといいなーと思います)

なので、リスクを知りたいときは、
皮膚テスト、一択!

病院にもよると思いますが、
うちが通っている大学病院の場合、
通常の診察(外来)の時間に検査ができます。

当日用意するもの
  • 検査項目のもの: マカデミアナッツ

「塩かぶれ」で赤みがでないように、「無塩」を用意したかったけど、見つけられなくて。。。 仕方なく、塩味を用意。
問題なく実施できました。
でも、理想は「無塩」!

「ミックス・ナッツ」みたいに、いろいろな種類のナッツが入っているのはダメです!
微量でも他のナッツが含まれていると、正確に判定できないので!

  •  普段飲んでいるアレルギーのお薬

かゆくなっちゃったら飲ませられるように。

検査の流れ

先生が、検査キットを用意するのに5分、

検査用マカダミアナッツ1粒を砕いたりする準備に5分くらい。

だいたい10分ほどで準備が終わり、
検査を始めました。

左腕の内側を使います。

3か所、印をつけて・・・

1: マカダミアナッツ
2: ヒスタミン液
3: 生理食塩水(ナッツの希釈に使ったもの)

この3つを、専用の針を使って皮膚に押し付けます。

「針」といっても、痛くないし血も出ない。
小さいお子さんでも大丈夫だと思います!

食物アレルギー、大学病院、小児科、皮膚テスト、パッチテスト、プリックテスト、検査の様子food-allergy-skin-test-exam-hospital

いたくないけど、、、
2番の「ヒスタミン液」のところが、ピリピリしてきて、痒くなります。

これ、わざと、反応を出させるために必要なんです。

ヒスタミンの反応が出た場所と、検査品目を押し当てた場所の反応を比較することでアレルギー反応が出ているか確認をするのだそうです。

今回の検査結果は、、、

陽性 でした。残念。

先生のお話だと、
「明らかに、陽性!」
というよりは、
「ぎりぎりのところで陽性」
とのこと。

そして、
「もしかしたら、食べられるかも」
だけど
「家庭で食べさせない方がよい」
「もし試したいなら、病院の負荷試験で」
・・・と言われました。

残念な結果だったけど、
リスクがある、と分かったのは、
大きな収穫!!

やってみて、よかったです!

まとめ

アレルギーのリスクを知ることができる、皮膚テスト。
特に、プリック テストは、子どもへの負担が少ないし、15分ほどで結果が分かるし、おすすめです!
病院によって、予約が必要な場合があると思うので、主治医の先生に相談されてみてくださいね。

我が家の経験談が、ご参考になれば幸いです
にっこり顔

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